決勝 Report
日曜 決勝(193周)
度重なるトラブルを乗り切り完走!
2008 ルマンシリーズ
Round: 第4戦 日曜 決勝
Date: 08年08月17日
Circuit: ドイツ ニュルブルクリンク
前日の予選ではパンクという思わぬトラブルに見舞われたものの、193周という長いレースに向けてマシンのセッティングは確実にいい状態にまで仕上がっていました。
当日は天候にも恵まれ、気温も20℃ほどと、非常にすごしやすいコンディションの中でレースが行われました。12時過ぎ、フォーメーションラップの後にレーススタート。およそ6時間先のチェッカーを目指します。
スタートドライバーは野田が担当、無事にスタートを切るとポジションを上げようと追い上げにかかります。しかしまたしてもマシンのバランスが悪く思うようにペースを上げることが出来ません。右のフロントタイヤに異常があり5周目に緊急ピットイン。タイヤを交換して再びコースに戻りますが、順位は格下のGTクラスの中にまで落ちてしまいました。野田はコースに戻ると追い上げを開始、LMP2クラスのライバルよりも速いペースで周回を重ね、GTクラスのマシンを全車抜き返し、同じLMP2クラスのライバル達に食い込むところまでポジションを回復してみせました。ここで野田からジョンにドライバーを交代、更なるポジションアップに向かいます。
ジョンに交代した直後、今度はクラッチにトラブルが発生してしまいます。さらにギヤチェンジを上手く行うことが出来ず、またしても苦しい状態での走行となってしまいます。ピットに入りドライバー交換などの作業を素早く行いますが、クラッチに問題を抱えるマシンではすぐにスタートすることが出来ずロスタイムを作ってしまいます。さらに追い打ちをかけるように、電気系統のトラブルからか、エンジンにミスファイヤが起きたり、走行中にエンジンが停止してしまいます。野田は走行しながら一端イグニッションをオフにした後にオン、エンジンを再始動させてとマシンとも格闘しながら走行を続けます。
多くのトラブルが発生していながらも、終始速いレースラップを刻んでおり、序盤ではLMP2のライバルに1周の遅れを取っていながらも、一時はクラス8番手にまで追い上げることが出来ました。
そして172周を走り切ったローラ/マツダのマシンは、野田のドライブでチェッカーフラッグを受けました。スタート直後のトラブルでほぼ最下位にまで落としてしまい、最終的にはクラス11位でのチェッカーでした。
今回のレースではマシンのセッティングもほぼ満足できるところまで煮詰めることができ、レースでのラップタイムもLMP2のライバルたちの争いに加わることが出来るようになってきました。それだけにタイヤのパンクなどのトラブルが非常に残念なものになってしまいました。次戦のイギリスは今シーズンの最終戦になりますので、今年一年の集大成として満足できるレースと結果が残せるように挑んでいきます。
野田英樹:決勝終了後コメント
『このレースでは、本来24時間を走り切る為のマシンで6時間程度を走るわけなので、耐久レースといえスプリントレースの色合いが濃くなってきています。その中で、我々の車は熟成も進み、今回のレースでは細かいトラブルが出てしまいましたが、今持っているポテンシャルを最大限発揮できたと思っています。それでもまだライバルに追いつけない部分があるのはとても悔しく思います。
ただ今回の結果は確実に次へとつながるものですので、最終戦のシルバーストンではよい結果を残したいと思いますで、応援よろしくお願いします。』


























