公式予選 Report
第3戦ベルギー開幕、予選でまさかのクラッシュ
2008 ルマンシリーズ
Round: 第3戦 土曜公式練習、公式予選
Date: 08年5月10日
Circuit: ベルギー スパ・フランコルシャン
前日から天気は崩れることもなく、土曜日を迎えました。
9:45からの公式練習3回目は野田からスタート。昨夜エンジニアと話し合った空力パーツの変更を行いコースインしていきます。その後もピットイン・アウトを繰り返し、マシンのセットを変更し、バランスが良い方向になってきたところで他車のクラッシュのために赤旗中断。赤旗が解除になるとコースに戻りアタックに入るも、10分後には再び赤旗中断。残り時間も僅かになったところで、赤旗の解除と同時にコースイン。10周目にデ・ポタレスと交代します。コースインしたデ・ポタレスは、セッティングが変更されたマシンでアタックし、2:11.387のベストラップをマーク。それでもマシンのセッティングにはまだ問題が残った状態でした。
13:50からの公式予選。今回は前2戦アタックした野田と代わり、デ・ポタレスがアタックを務めることとなりました。セッティングが決まっていないマシンで臨むため、かなり苦しい予選になることが予想されていました。デ・ポタレスがコースインし、野田はピット内のモニターで予選を見守ります。しかし、アタック1周目のスタブロコーナー(15コーナー)でコースアウト、クラッシュしてしまいます。不安定なマシンのまま予選に臨んだデ・ポタレスでしたが、マシンのバランスを崩してバリアにヒットしてしまったのです。
何とか明日の決勝までにはマシンをグリッドに並べようとクルーたちは戻ってきた車を修復しようと素早く作業に取りかかりました。
しかし、主催者側からこのまま修理を施したとしても、安全性に問題が残るのではとの指摘を受けてしまうことに。次にローラのエンジニア達に状態をチェックしてもらうと、やはり安全性の面で保障はできないとのことでした。チーム側もドライバーの安全性を考え、残念ではあるが決勝は出走しない方が良いとの判断を下さざるをえませんでした。
野田英樹:予選終了後コメント
『チーフエンジニアの不在など、不安の残る中で、今回のレースに挑まなくてはならなくなってしまいました。練習走行でのマシンの状態は、ベースのセットアップが全くなっておらず、セッティングの方向性もうまく決められない状況でした。昨日も夜遅くまで、ジョンやエンジニア達と話し合い、マシンをどうにか良くしようと考えたのですが、限られた時間の中では解決に至りませんでした。予選はジョンに任せたのですが、ジョンも乗りにくいマシンに苦戦しながらの走りでクラッシュしてしまったとのことです。今回は、前回よりさらに順位を上げようと、チーム一丸となって挑んだレースだったので、決勝に出る事が出来なくなってしまい、残念で言葉もありません。』


























