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決勝Report
第2戦イタリア決勝 執念の走りで今シーズン初入賞!

2008 ルマンシリーズ
Round: 第2戦 決勝
Date: 08年4月27日
Circuit: イタリア モンツァ

サーキット周辺はこの日も快晴に恵まれ、多くのファンがサーキットを訪れました。
12:20、決勝レースに向けてスターティンググリットへ移動しようとしますが、再びミッション関係にトラブルが発生してしまいます。クルーたちが総出で作業に掛かりますがピットレーンの閉鎖時間に間に合わず、決勝はピットからのスタートになってしまいました。
12:55にレースがスタート。スターティングドライバーのデ・ポタレスは全車がスタートしたのちにピットレーンを出ていき、実質の最後尾から果敢な走りで着実にポジションを上げていきます。1時間が経過する頃には10番手にまでポジション上げ、その後も安定したタイムで走行を続けながら1時間半経過したところで野田に交代します。しかし、このドライバー交代の時に野田の専用シートをメカニックがきちんと固定しておらず、動くシートと格闘しながらのドライブをしいられてしまいます。それでも着実に周回を重ね、一時は格上であるLMP1クラスと同じペースで走行をしていました。着々と前走者に追いつき6番手までポジションを上げました。野田は3スティント連続の約2時間をトラブルなく走り切り、デ・ポタレスにステアリングを委ねます。ピットストップで若干ポジションを落としてしまいましたが、ジョンは前半同様危なげのない走りで6位に回復。3月から準備を始め、ライバルチームにかなりの遅れを取ってしまった『Kruse Schiller Motorsport』が、開幕から2戦目にして入賞を果たすことに成功しました。

この週末もマシンに何度もトラブルが発生し、チームクルーやエンジニア、そして二人のドライバーには非常にタフなレースとなりました。それでも諦めることなく出来る限りの事を最大限にやった結果、入賞をすることができました。6月に行われる世界3大レースのルマン24時間耐久レースへ向けて、大きな収穫となったことと、来週5月9日〜11日に行われる第3戦ベルギーへは、更なる結果を期待できる意味のある戦いでありました。

野田英樹:決勝終了後コメント
『スタート前にまたトラブルが起きてしまい、ピットスタートになったのは悔しさを通り越していました。それでもジョンがいいペースで走ってくれて、僕と変わる時には予選順位以上にまでポジションを回復してきてくれました。しかし僕がステアリングを握ってから専用のシートがしっかり固定されておらず、コーナーで体が右に左に動いてしまい、Gに耐えられない状態で走行することは苦痛以外のなにものでもありませんでした。それでも3スティント連続で走らなければならず、途中で感覚のなくなった足で走り切り、しかもジョンに再び交代する時には順位も上げられていたので、自分自身でもよくやったと思っています。
開幕前のテストから本当に多くのトラブルに悩まされ、マシンのポテンシャルは高くてもそれを発揮することが出来ずにいました。この週末も流れは決して良くなかったですが、チーム全体が諦めることなく臨んだ結果が、良い方向に持っていったのだと思います。 今回の入賞は多くの収穫を得ることが出来たと思います。しかし本当の目標はもっと高い所にあります。次戦では更なるマシン開発やエンジニアの技術力にも期待できますし、何よりも僕自身のレース中のシートトラブルなしで走れればと考えれば、第3戦のベルギーは待ちきれない気持ちです。  最後に、応援してくださるファンやスポンサーの皆さまに、まずはポイントが取れたことを報告出来てうれしく思います。次のベルギーでは更なる応援をよろしくお願いいたします。』

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