決勝Report
ルマンシリーズ開幕戦 無念のトラブルで完走できず
2008 ルマンシリーズ
Round: 第1戦 決勝
Date: 08年4月6日
Circuit: スペイン カタルーニャサーキット
週末一度も天気が崩れることもなく迎えた日曜日。11:35にローリングスタート形式でレースがスタート。スタートを担当した野田は、昨日のトラブルが解消されたか確認しながらも順調に周回を重ねて行く。
ところが10周目あたりからまたしても水温が上昇し始め、ペースダウンを余儀なくされることに。
その後、野田はだましだましマシンを走らせたが、通常では80℃、100℃でも危険といわれる水温がすでに130℃を越えてしまい、やむをえずピットイン。ピットクルーたちの懸命の作業もむなしく、トラブルは改善されぬまま再びコースに戻る。しかし、トラブルの解消されていないマシンでは前走車を追い上げる事が出来ず、野田はとにかく完走を目指して周回することとなる。マシンの状態は15周ごとにピットインしエンジンの冷却作業をしなければいけない状況であったが、野田はジョンに交替するまでの2時間を執念で走り切る。ジョンも同じような状況で周回をこなしたのだが、徐々にポジションを落としてしまうことに。
1時間後、再び野田がステアリングを握りコースイン。依然トラブルは残っていたが、野田はゴールに向けて走行を続けていました。しかし、また新たなトラブルが発生。ギヤボックスにトラブルを抱えたマシンはそのまま緊急ピットイン。野田の執念もむなしく、残念ながらここでリタイヤとなってしまいました。
野田英樹:予選終了後コメント
『スタートも無事に切れ、マシンの状態を確認しながら走行しているうちに水温が上がってきていることに気がつきました。ピットクルー達がこの週末を通して懸命に修理をしてくれましたが、残念ながら解消には至りませんでした。その後は僕とジョンで手負いのマシンでゴールを目指していましたが、最後はギヤボックスにトラブルが出てしまい、そこでリタイヤとなりました。
この週末は多くのトラブルが発生してしまい、なんとか完走して結果に結び付けたかったのでとても残念です。それでもチームメイトのジョンや、ピットクルー全員が1つの目標に向けて団結していたことは、次のレースに向けて非常に期待できることですね。
今回のレースで自分たちが今いるポジションがわかってきました。クラストップ争いをしているマシン達とはまだまだ大きな差がありますが、それでもマシンとチームが正しい形で波に乗れれば、表彰台も叶わない話ではありません。今はチームと協力してマシンを仕上げていきたいと思っています。
最後に、応援してくださったスポンサー、ファンの方に良い結果を報告ができなかった事が残念です。次のイタリアでは今回の経験を踏まえて、更に上を目指して走ります。応援よろしくお願い致します。』

























